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デマンドバスをもっと身近に

デマンドバスをご存知でしょうか?

国内での定義は、
「定まった路線を走るのではなく,利用者の呼出しに応じることにより適宜ルートを変えて運行されるバスのこと」(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の参照)なのだそうです。

運行方式は、以下のようなものがあるようです。

  1. 定路線型 ⇒ 路線バスやコミュニティバスのように、所定のバス停等で乗降を行うが、予約があった場合のみ運行するスタイル。
  2. 迂回ルート・エリアデマンド型 ⇒ 通常は定路線を運行するが、予約に応じて他のバス停等まで迂回する運行するスタイル。
  3. 自由経路ミーティングポイント型 ⇒ 運行ルートは定めず、予約に応じて所定のバス停等の間を最短経路で運行するスタイル。
  4. 自由経路ドアツードア型 ⇒ 定路線やバス停等を設けず、指定エリア内で予約があったところを巡回する運行スタイル。

デマンドバスの導入は以下のような、利点が考えられています。

  • 利用者がいない停留所を経由しないことから、運行の効率化と経費節減につながる。
  • バス停までの歩行距離を短くすることができ、利用者の負担を軽減し、利用を促すことができる。

しかしながら、導入に至らないケースの問題を調べてみると

  • 事前に予約(電話など)が必要となり、ふと思いついた時に利用できる気軽さがない。
  • 予約に応じるために必要な施設やオペレータ、また運行経路のコントロールなど経費がかかる。
  • 目的地までの所要時間が、他の利用者の都合によって変わることがある。
  • 利用者が地域住民に限定される。帰省客や観光客などの不特定多数の人々の利用は難しい。

と、運行オペレーションが課題となっているようです。

そこで、ディサインでは、以下のような、EPD(電子ペーパー)やLCDを使った運用システムをご提案しております。

STEP 1:  「バススポット」と呼ぶ各バスの立ち寄り所に、EPD/LCDを設置。LTEでバス事業社様のサーバーとつながります。
STEP 2:  バススポットのEPD/LCDを介して利用者からの呼び出しがあった場合、瞬時に運行中のバスと情報を共有し、その場に立寄れるバスを選定します。
STEP 3:  その後、立寄れるバスの情報がEPD/LCDへ表示されます。

 

(左:EPDコンテンツイメージ、右:LCDコンテンツイメージ)

上はタッチパネルを装着したもののコンテンツイメージです。
事前に予約は不要、運行中のバスのリソースを最大限に活用する方法としていかがでしょうか?

本製品は、ソーラーパネル(オプション)でも動作しますので、電源が取れない場所の設置も可能です。繁華街や主要道路路線のバス停とは異なり、住宅密集地や地域の公民館、スーパーや公園前など、地域のランドマーク的な場所にも最適です。

 

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産業用LCD, EPDのインテグレーションサービス。ユニークかつ先進的な技術で、鉄道・船舶・カジノなどニッチな市場において、その豊富な実績と経験から様々なプロフェッショナルニーズに貢献しています。